徳島県阿南市豊益町大手

2017年7月 ～ 9月

サイレントパイラー（F201-C500）、クローラクレーン（120t吊+50t吊）　他

南海トラフ巨大地震の津波にも備えた高潮堤防（堤防の天端高さは約3m）の護岸基礎で鋼矢板長が約30m（ⅤL・ⅥL型　L=28.0ｍ～29.5m）と弊社施工実績の中でも最長クラスであり、施工難易度が高いものであった。

徳島県那賀郡那賀町長安

2018年3月 ～ 5月

スーパークラッシュ（SCU-400M）、ラフテレーンクレーン（75t吊+25t吊）　他

長安口ダム改造事業による予備発電機室の新設にともなう鋼矢板土留工事であり、ダム堤体横の傾斜地かつ既存構造物との近接施工となるため、作業ヤードの確保と入念な圧入施工計画が必要とされる工事であった。当初設計はウォータージェット併用圧入工法であったが、転石の混入や堤体の埋戻しコンクリートがあることから硬質地盤クリア工法へ変更された。

徳島県阿南市橘町小勝1番地

2019年1月 ～ 4月

サイレントパイラー（F301-C900）、クローラクレーン（TK750S）　他

南海トラフ巨大地震の津波に備えた防護壁の役割を担う鋼矢板圧入工事（10H型　L=9.0m）であり、周囲には火力発電所の重要な設備・建造物が隣接し、施工においては非常に厳しい条件下での作業であった。

徳島県三好市池田町大利（出合橋）

2019年2月 ～ 3月

サイレントパイラー（F111-C400）、クローラクレーン（65t吊）　他

橋梁の架替工事にともない既設橋台の補強を目的とした鋼矢板圧入施工。CL～CM級の岩盤層への適用が可能な硬質地盤クリア工法が採用された。施工箇所により岩盤層厚・硬軟の変化や転石の混入がありオーガヘッドの損耗が著しく、手動運転のみでは安定した日進量が望めないことにより、PPTS自動運転の技術支援を受け施工効率向上を図った。

愛媛県四国中央市金砂町平野山

2018年12月 ～ 2019年2月

サイレントパイラー（F201-C500）、オールテレーンクレーン（100ｔ吊）　他

銅山川３ダムのうち柳瀬ダム予備ゲート新設工事にともなう台船発着場を鋼矢板締切で造成する工事あり、施工箇所がダム湖内であったため渇水時の貯水位を検討しながら施工期間を設定する必要があった。当初設計は、ウォータージェット併用バイブロハンマであったが、一軸圧縮強度26.2N/㎟の泥質片岩への根入れ2.7m程度となるため硬質地盤クリア工法へ変更となった。