圧入工法とは
- Home
- 圧入とは 圧入の原理
圧入の原理
地球をつかみ反力とする
圧入のメカニズム
圧入により地盤に貫入される杭には、地盤との周面摩擦抵抗、先端抵抗、完成杭との継手間抵抗が発生します。これらの総和は、貫入抵抗力と呼ばれ圧入機を持ち上げる「圧入の反作用力」として働きます。
圧入では、この反作用力よりも大きな「反力」がなければ、杭を地盤に押し込むことはできません。地球の重力を反力として用いる方法もありますが、機械装置が大型化し実用的ではありません。
圧入機サイレイントパイラーは、すでに地中に押し込まれて地球と一体化した杭(完成杭)を複数つかみ、それら杭の引き抜き抵抗を反力とします。つまり、サイレイントパイラーは地球をつかみ、反力とすることで、軽くて小さな機体でも大きな力を発揮できます。