このQ&Aは、JPA(全国圧入協会)発行の積算資料を用いて積算および見積り作業を行う際の問題点や疑問点などについて取りまとめたものです。
積算資料の位置づけと積算にあたっての留意点。
- 積算資料は、標準的な施工が行われた場合の使用機械の規格や労務、歩掛などを工法ごとに設定したものです。
- 積算資料は、設計条件に対して標準的な施工を想定した場合の工事費を算出するための資料であり、実際の施工現場における施工方法や施工能率などを決定するものではありません。
したがって、実際の施工現場においての労務や使用機械の規格、施工能率が積算資料と異なることは十分に考えられますので、上記の積算資料の位置づけについて十分理解のうえ、積算・見積り作業に当たってください。