単価表
- Q1.
- 硬質地盤クリア工法の積算において、同一現場内で施工機械の移設を行う場合、「組立・解体」か「設置・撤去」のどちらを適用すればよいでしょうか。
- Q2.
- 硬質地盤クリア工法において、コーナー部の施工がありますが、その都度、「設置・撤去」が必要となりますか。
- Q3.
- 上部障害クリア工法において、「自走装置の取付け・取外し」、「自走」は、どのような場合に適用するのでしょうか。
- Q1.
- 硬質地盤クリア工法の積算において、同一現場内で施工機械の移設を行う場合、「組立・解体」か「設置・撤去」のどちらを適用すればよいでしょうか。
- A1.
- 「組立・解体」と「設置・撤去」の違いは、パイルオーガの組立、解体作業が発生するか否かで判断します。現場内での移設であってもパイルオーガの組立、解体作業が発生する場合は、「組立・解体」を適用します。
- Q2.
- 硬質地盤クリア工法において、コーナー部の施工がありますが、その都度、「設置・撤去」が必要となりますか。
- A2.
- コーナー施工を行う場合は、設置・撤去を行う方法とコーナー用反力矢板を施工し、連続施工をする方法が考えられます。標準的には、後者のほうが作業性がよく経済的になりますのでコーナー用反力矢板の施工費と材料費を単価計上するのが標準的です。
- Q3.
- 上部障害クリア工法において、「自走装置の取付け・取外し」、「自走」は、どのような場合に適用するのでしょうか。
- A3.
- 既設の鋼矢板上を移動する作業が「自走」であり、圧入作業中の自走とは異なります。したがって、一連の鋼矢板を施工後に圧入機を撤去するため、既設矢板上を「自走」する場合など、圧入作業を伴わない場合には「自走」を適用する必要があります。
また、「自走装置の取付け・取外し」はこの圧入作業を伴わない「自走」を行うために必要な装置となりますので、その都度、適用してください。