圧入Q&A
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第8回 圧入Q&A 解答
第8回 圧入Q&A(初級編) / 土木学会誌 2012年4月号掲載
- A.
- 通常、N値が50以下の地盤では、ウォータージェット併用で圧入します。
しかし、施工環境によりウォータージェットが使えない場所があります。
例として
1.環境保護地域に隣接し、処理しても排水を流せない
2.河川や水路などの排水場所が遠く、泥水処理が困難
3.鉄道敷内に杭を施工したいが、ウォータ―ジェット併用では影響が懸念される
4.重要構造物が近接しているため、影響を最小限にしたい
5.ウォータージェットの給水源の確保が困難
このような施工環境では、N値が50以下でも硬質地盤クリア工法が採用となります。
また、プラント設置費や泥水処理費用とのコスト比較において、硬質地盤クリア工法が優位になる場合があります。