圧入Q&A
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第18回 圧入Q&A 解答
第18回 圧入Q&A(初級編) / 地盤工学会誌 2013年4月号掲載
- A.
- 橋梁下でクレーン作業ができない場合は、橋梁の外で圧入機を設置して圧入開始位置まで反力杭を圧入します。下図は一般的な施工例です。橋梁の外で圧入機を設置し、杭を順次圧入し前進します。この場合、圧入完了位置で圧入機の撤去が行えません。この解決方法として、圧入機に自走装置を取り付け橋梁の外まで後退自走する方法と、機械が撤去できる位置までさらに杭を数本圧入し前進する方法があります。
一方、橋梁下でクレーン作業ができる場合は、通常の設置・撤去を行います。
【空頭制限下での施工フロー】
▼圧入施工
橋梁の外でクレーンにより圧入機を設置
↓
必要であれば圧入開始位置まで反力杭を圧入
↓
杭の圧入作業を開始
↓
全ての杭を圧入完了後、圧入機に自走装置を取り付け
↓
圧入機を撤去できる橋梁の外まで後退自走
↓
自走装置を取り外し、クレーンで圧入機を撤去
▼引抜き施工
橋梁の外でクレーンにより圧入機を設置
↓
圧入機に自走装置を取り付け、引抜き開始位置まで前進自走
↓
自走装置を取り外し、杭の引抜き作業を開始
↓
橋梁の外まで杭を引抜き、クレーンで圧入機を撤去